英語の発音は大切です。なぜかと言うと、当たり前のことですが、言語は単語からできていて、単語には意味があり、もれなく音と文字がついてくるからです。(文字を持たない言語もありますが…)
言語によるコミュニケーションは音か文字かのいずれかを使ってやり取りが行われますが、音は「聴く」「話す」に、文字は「読む」「書く」に必要ですから、発音、つまり音をおろそかにしていると「聴く」「話す」に支障が出てしまいます。
「英語の発音はどうしたら上手くなりますか?」という質問をよく受けますが、こう思っている方の多くが、発音の大切さを「話す」ことの側面だけで考えているように思います。
前述の通り、言語の音をやり取りするのは「聴く」「話す」の両方に必要ですから、発音の大切さと言うのは「話す」だけにメリットをもたらすわけではありません。
「聴く」というのは言語を受け取り理解する能力です。一方「話す」と言うのは言語を使う能力です。使用言語にかかわらず、私たちは自分が理解できる単語、言い回し、構文だけを使っているということをはっきりと認識してください。
自分が理解していない、どうやって使ったら良いか分からない単語、言い回し、構文はどんなに頑張っても自分の口から出てくることはありません。つまり、聴いて理解できることこそ、話すための素地となるのです。
そして、「聴く」ためには正しい発音を知る必要があります。文字を見て意味が分かる単語も、聴いて音を認識できなければ、理解に到達できません。
一定の語彙力、文法力があるのにもかかわらず、リスニングが苦手と言う方は、音の問題さえクリアするとリスニングが一気に上達することがありますが、これは文字への依存度が高く、音を認識できない為に理解に到達しない例です。
では、どのように音の問題を克服していくかと言うと、正しい発音を知り、意味、音、文字が連動してくるまで練習を続ける、これにつきます。
こうして、聴いて分かることが増えていけば、「なるほど、こう言えばいいんだ~」が自分の中に溜まっていき、コップの水が少しずつ溢れるように話せるようになっていくのです。
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