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TOEIC L&Rの公式問題集を教材として使用する理由②

「TOEIC L&Rのテストは日常や職場のシーンを想定した内容になっている為、語彙も文法も実用的だから」です。

公式問題集の「TOEIC Listening & Reading Testについて」のページには以下が明記されています。

“知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定するテストです。”

学術書などを理解できるかどうかといったことではなく、あくまでも日常生活や職場のコミュニケーションを想定しているため、単語は実用的で、文法はシンプル。

文書の内容も日常生活ではよく目にするような広告や新聞記事、社内メモのような社会人ならイメージしやすいものばかりです。

なので、TOEICを1つの目安に英語学習をすることは、日常生活や職場におけるコミュニケーションに必要な英語力を養うことにつながると考えます。

また、特定の文化を知らないと理解できない表現やスラングが排除されているのも、標準英語と言う意味でとても公平ですよね。

スラングと言えば、以前、オーストラリア人上司がミーティング中に "emu parade” と口走 ったことがありました。

私の頭の中は「emu parade???emuってあのダチョウみたいな?何?何?何の話?」です。


他のメンバーは黙っているし、ミーティングの本題とは関係のない雑談でのことだったので、まぁいいか、とひとまずスルーしたのですが、ミーティング終了後、「ねぇねぇ、emu paradeって何?」とアメリカ人の同僚が私に聞いてくるのです。


ミーティング中の上司の話でさえ、完全に理解しているかも怪しい日本人の私に聞かれても「…」です💦と言うかアメリカ人のあなたも分からなかったのね!

スラングはなかなか面白いですが、汎用性は低く、スラングを覚えるなら、他の標準的な単語や表現を覚える方が間違いなく実用的です。

でも、どういう訳か、普通の単語は覚えられないのに、スラングって覚えちゃうんですよね。“emu parade”を今でも覚えていますが、オーストラリアにでも行かない限り、使うことはこの先きっとないでしょう。😊

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